スペシャリストとゼネラリスト

この間のNAgiler座談会でも、この話題が上がりました。
これは、サッカーの世界でもよく議論されるテーマでもあります。

個人的には、まずスペシャリストを目指すべきだと思っています。
プログラミングでもテストでも設計でも、FWでもGKでも右サイドバックでも分野は何でも構いません。
これは単純に飯を食える技術、他の人に負けない技術を身につけるという意味です。
プロスポーツの世界をみていても一芸が他の人より非常に優れているということで
飯を食っている人はいます。送りバントの達人とか。

で、スペシャリストを目指していると、どこかで壁にぶつかります。
その時、どこを目指すかというと、ゼネラリストを目指すべきだと思います。
ひとつの技術だけでなく、他の技術も身につけるべきです。人間の幅を広げるという意味でも。
世界的にもトップクラスのスペシャリストになれば話は別ですけど、そこに辿りつけるのは数人ですからね。
ロナウジーニョとか、ロベカルなどのクラスになれば文句を言う人はいないってことです。

で、ゼネラリストを目指していると、自分を見失ってしまって迷いだすと思うので、
そういう時は、またスペシャルな技能を磨くようにする...そうすると良いサイクルで成長ができるんじゃないでしょうか。
自分の中で確固たる何かを持っていないと、全てにおいて中途半端な人間になっちゃいますし。
サッカーの世界でも、あるポジションで伸び悩んでいた選手が、別のポジションにコンバートされた途端に
プレーの幅が広がって、選手としてひとつ上のステージに成長できた...というのはよく聞く話です。
(それ以前に消えていく選手のほうが多いですけど。。。)

日々、勉強です。