シンプルを阻害する要因について考える

@ITでのNAgile記事第二弾に触発されまくりです...(^^;;
シンプルをテーマとして扱った記事だったので、
普段、我々技術者が何故シンプルに物事を考えられないのかを考察してみました。

我々技術者は技で飯を食っています。
自分もそうですが、技に対しては愛着がわきます。
これは人間として当たり前のことだと思います。

問題になるのは、愛着が執着に変わる時に起こります。
自分の技を披露したいがためのアーキテクチャの選択、製品の選択、実装技術の選択...などなど、
顧客や環境に合わせて柔軟に選択すべきところを、自分達のために選択しているケースはよくある話です。
何かを選択したのなら、そこには必ず理由が必要です。
その理由が、自分本位のものにならないように気をつけなければいけませんね。

「技に溺れるな」

ということと、技術者として当たり前の技を磨くという、
相反する二つのバランスをとりながら精進していきたいと思いました。

以上、技に溺れることが問題を複雑にする要因のひとつと思います。
ちょっと論点がずれた気もしますが、まぁいいや(笑)