規律と自由?
私が毎日購読している、「ITプロジェクトサバイバル」のブログで面白い記事がありました。
このブログは今村智さんというコンサルタントの方が書かれているものだそうです
ITプロジェクトサバイバル:
http://blog.livedoor.jp/hope_imamura/tb.cgi/23892805
サッカーでも同じような話があって、おおまかに言うと監督には
自分の戦術、システムに選手をはめこんで規律を求めていくタイプの監督と
チームのコンセプトだけ決めて、後は選手にまかせるタイプの監督の2種類があるという話です。
(サッカー興味無い人はごめんなさい)
日本代表で言うと、前者が前任のトルシエ監督、後者が今のジーコ監督と言われます。
よくそれでどちらのタイプの監督のほうが優秀か?といった議論になります。
私個人では、チームの成熟度に応じてアプローチを変えるべきと考えます。
規律を求めていくのは、品質やパフォーマンスを一定のレベルまで高められるというメリットもありますが、
同時に言われたことしかやらない、自分の役割だけしかやらなくなるという弊害もあります。
これは日韓W杯で日本が敗れたときに指摘されたポイントでもあります。
逆に、個人にまかせてしまうというのも、個人の自由度が上がって組織が活性化するといった点や
個人の能力を最大限に引き出せるというメリットもありますが、
何をやってよいかわからずに現場が混乱するという弊害もあります
これは、まさにいまジーコ監督が批判されてるポイントでもありますね...
どの時点でアプローチを切り替えるか、どうやってチームの成熟度を見極めるかなどなど
難しい問題であることは間違いありません。
きっと、悩み続けて、試行錯誤し続けるしかないのでしょうね。
ITとは関係ありませんが、サッカーから学べることもたくさんありますね。
今日のバーレーン戦勝ちますように...(-人-)