NUnit 2.4 rc2を使ってみた

・・・というわけで、さっそくNUnit 2.4 rc2を使ってみました。ダウンロードは下記URLから可能です。


NUnit 2.4 rc2 download
http://nunit.com/nunit/index.php?p=download


NUnit 2.4 rc2の目玉は、AssertionのSyntaxの変更ですね。様々なAssertionに対応するために、Syntaxの見直しを行ったようです(CONSTRAINT MODELと呼ぶらしい)。Assert.AreEqual()のような古いSyntaxも下位互換性として残されているみたいです。
インストールしてVisual Studioでクラスライブラリのプロジェクトを作成して、GACに登録されているNUnit.Framework.dllを参照して・・・というところまでの流れは全く同じです。

私が書いたテストコードは下記になります。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Text;

using NUnit.Framework;
using NUnit.Framework.SyntaxHelpers;
using Calc;

namespace CalcTests
{
    [TestFixture]
    public class CalculatorTest
    {
        [Test]
        public void 整数の足し算が正しく行えるべき()
        {
            Calculator calc = new Calculator();
            Assert.That(calc.plus(1, 1), Is.EqualTo(2), "1+1=2");
        }
    }
}

using NUnit.Framework.SyntaxHelpers; が新しく使用するSyntaxで必要な名前空間となります。そうすると、Assert.That(calc.plus(1, 1), Is.EqualTo(2), "1+1=2");のような記述が可能になります。カスタムのConstraintを作成することもできるようなので、拡張も容易になってますね。素晴らしい!!

実行するとこんな感じになります。



お約束で最初はレッドで初めて、プロダクトコードを完成させると次のようにグリーンになります。



楽しみが増えた。NAgileドキュメントも更新しなきゃ。