MOSS 開発環境まとめ

拡張コンポーネント、英語版、日本語版、バージョン・・・などなど、情報がごちゃまぜでわかりづらくなってきたのでいったん整理しておきます。

【ソフトウェア要件】

開発環境にもMOSSが必要ですが、Webパーツ開発やカスタムリストフィールドタイプの開発など、ほとんどの場合はMOSSで無くてWSSが入っていれば十分です。ちなみにハードウェアのスペックはメモリが最低1GBは欲しいところです。
注意すべきはMOSSではリモートデバッグができないので、ローカル環境にWindows Server 2003をインストールする必要があることですね。ハイスペックなデスクトップPCだとVirtual PCを使って、そこで開発環境を作っても問題ないですが、スペックのそれほど高くないノートPCだとスペック上、直接Windows Server 2003をインストールする必要がでてきます。(実際に私のMOSS開発環境は、ThinkPad X31, Pentium M1.4GHz Memory 1GB で、これでなんとか使えるレベルです。)そうするとWindows Server 2003では対応しているドライバが揃っていないという問題もでてきますのでちょっと面倒になります。


【MOSS開発環境】

上記のソフトウェア要件に加えてMOSS 開発環境には最低限下記が必要です。

エディションは特に関係ない(Express Editionは試したこと無いです)と思います。ASP.NET Webページの開発ができればOKです。

Microsoft Download Center: Windows, Office, Xbox & More

WSSの開発を行うためのVS拡張コンポーネントです。残念ながら英語版のみしかありません。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=6D94E307-67D9-41AC-B2D6-0074D6286FA9&displaylang=en

MOSS のソフトウェア開発者キット(SDK)です。日本語版もありますが、そちらはバージョンが古いので上記リンクの英語版をインストールすることをお勧めします。WSS SDKも含んでいるのでこれ1つ入れれば大丈夫です。また、MOSS SDkを入れると、VS に SharePointのワークフローテンプレートが追加されるので、MOSSワークフロー開発をされる方には必須になりますね。


まずは上記環境で揃えましょう。ポイントは・・・英語版が最新情報になるのでできる限り英語版を使うことでしょうか。