統合テストはビッグバンか?漸次拡張的か?

今、SWEBOKの本をちょっとずつ興味のあるところから勉強してます。
ちなみに私が読んでいる本は、松本先生の著書です(↓)。

ソフトウェア開発へのSWEBOKの適用
松本 吉弘 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274500373/qid=1132613213/sr=8-2/ref=sr_8_xs_ap_i2_xgl14/250-6975001-0404262

統合テストのところを見ていて、興味の深い一文を発見しました。
そのまま抜粋させてもらいます。

「ビッグバンテスティングは、スタブやドライバを作って
結合する面倒がないことに利点があるが、エラーが検出された後に、
その原因となったフォールトを識別することが難しいため、
小規模なソフトウェアの場合を除いて、推奨されていない。」
(Yoshihiro Matsumoto @2005)

ビッグバンテスティングというのは、すべてのコンポーネントを一度に
統合させて行う統合テストのことです。
これって、まさに今一番多くのプロジェクトで行われていることじゃん。。。

それとともに、漸次拡張的テスティングについても述べられています。(ちらっとですが)
漸次拡張的というのは、定期的にコンポーネントを統合しながら
開発を進めていくやり方です。
XPでの、継続的インテグレーションのプラクティスが、
まさに漸次拡張的な統合テストってことですね。

こういうのちゃんと教えてくれる人いないんだよね...(;_;